August 19, 2026
考えず 感じる Beyond Words
まだまだ残暑が厳しいですね。
こう暑いと、家に籠もって読書でも、と思ってしまいます。
私たちは何かの課題に向き合った時、
新しい知識を得ようと、読書をします。
先人(筆者)の経験、ノウハウ、蓄積した知識を
ものの数時間で知ることができるこの行動は、とても素晴らしいものだと思います。
読めば読むほど、情報は増え、判断の材料になります。
しかし、禅では、文字の中に悟りは無いと言います。
「不立文字」
とてもざっくりと意訳をすれば、
「考えるな 感じろ」
今は、本を読まずとも、
質問をすればAIがいくらでも情報をくれます。
その量はまさに無限です。
しかし、これは、「知識」でしょうか。
明日になれば頭から抜けているかもしれません。
実は根も葉もない情報に、振り回されるかも知れません。
体を動かし、心を動かして得たものこそが「知識」であり、
それらが伴わないところに悟りは無いと禅は言います。
お茶もまた、情報だけで美味しくはならないもののようです。
経験を積み、心を込めて淹れること。
良い味を知って、それを再現することに妥協しないこと。
まだまだ得るべき「知識」は山のようにあります。
必死に精進いたします。
ぜひ、確かめにいらしてください。
2026年 8月 19日
鳥飼茶房